厄年の前立腺がん闘病記

人間ドックから始まった人生初の入院手術記

手術前の心情

人間ドックから手術まで約9カ月

確定診断から手術まで約半年

早期発見は間違いなかったので、人生の清算どうしようとか、女房行く末とかは、実は全く気にしたことがなかったというのが本音。

もちろん、診断のズレはあるだろうからもしかして悪性とか何とかで状況が変わる可能性は理解していたが、そんなもん気にしても自分でどうにもなる話しじゃないから、全く気に病むこともなく。

本音の本音は、自分は悪運が強いわねぇ。って本気で思った。

3年ぶりの人間ドックに行ってなければ、見つからずT2bN0M0では済まなかった可能性もあったわけですしね。

親がもう末期でどうにもならない状況で入っているのを見ているから、時代も違って医療技術も進歩してるし、まぁ切れば終わりでしょうぐらいな話し。

女房も、あっけらかんとしたもんで取っちゃえば死なないんでしょ?ぐらいな話し。

うちの社員さんは、どう受け止めたかは判らないですが、まぁとくに日常に変化はないから冷静かな。

正確に検査結果情報出して、統計的な数字で話すしかないし、そこに自分の不安な心情を乗せても何の意味もないですわね。まぁ、もともと不安なかったし。

ただ、あまり周辺には公表はしなかったけど、伝えた相手も早期発見だからで深刻な感じにはならず。

中高の同級生だけにはFacebookで即公表していたが、医者や薬剤師が多いので、こちらも普段通りの交流を。

本人が深刻にならず、正確なデータに基づいた一般的に通用する伝え方をする。それが今回感じたこと。

とは言え反面、会社の経営という別の現実面もあるのでコレには色々と苦労したのも事実。

現実問題としてコロナでメタメタになって、復活途上の会社からお客様や取引先に気が付かれずに、段取りを行い約二週間雲隠れをするか。

ここはまた別の機会に。